Solace Systemは、ミドルウェアアプライアンスの大手プロバイダです。 ミドルウェアを使用すると、種類の異なる企業アプリケーションおよび情報システム間で情報を共有できるようになります。従来のミドルウェアはソフトウェアベースでした。 この機能を専用のハードウェアで実行することにより、Solace製品は情報フローを加速化する一方でITインフラストラクチャのコストと複雑性を軽減します。 Solace製品は、金融サービス市場(買主側会社、投資銀行、為替、金融情報プロバイダ)や政府/行政機関、電気通信、輸送、物流、ユーティリティコンピューティングなど、その他の市場における多くの分野の世界的な大手企業によって配備され、評価を得てきました。
さまざまなメッセージングをターンキーアプライアンスで実行することにより、Solaceは次のメリットを提供します。
- 容易性:ラックから運用を開始し、統合APIと管理フレームワークを結合することで、配備、管理、およびアップグレードが簡素化されます。
- 節約:各メッセージルーターは、メッセージングソフトウェアを実行する10~30のサーバーの作業負荷を処理できます。また、メッセージルーターは何百ものアプリケーションに対応するように仮想化できます。どちらも低TCOの一因となります。
- 速度:高速FPGAおよびネットワークプロセッサにより、Solaceはあらゆるネットワーク環境のさまざまなメッセージングに最高のスループットと最低のレイテンシを提供します。
- スケーラビリティ:Solaceのメッセージングシステムは、IPルーターおよびスイッチとよく似たアーキテクチャとオペレーティングモデルを使用しているため、簡単に拡張できます。
- 安定性:専用ハードウェアデータパスによってピーク時や不安定な状況でも動作が一定に保たれるだけでなく、耐障害性を備えているため高い可用性を発揮します。
歴史
Solace Systems, Inc.は、実績のあるネットワーキング手法をメッセージングミドルウェアとコンテンツ配信のテクノロジ分野に適用することを目的として、2001年に設立され、 ネットワーキングおよび電気通信分野の革新の中心地として世界的に知られている、カナダのオタワに拠点を置いています。 ここを拠点としたことが、Alcatel、Cabletron、Cisco、Newbridge Networks、Equantなどの企業からこの分野の専門知識を持つエンジニアと管理職を集めた優秀なチームを発足させる際に役立ちました。 また、Goldman Sachs、Reuters、TIBCO Softwareなどの大手金融サービスでの経歴を持つ多くの従業員も招きました。
当初Solaceは、通信サービスのスペース、特にグローバルデータネットワーク上の大容量/低レイテンシデータのフローを改善するための価値ある提案に焦点を当てました。 初期の研究開発を経て、2004年に最初のベータ顧客と契約を結び、生産配備用の製品を2005年まで出荷していました。 以降は製品ラインを拡張し、リアルタイムのグローバルデータの要件を拡大する企業が増えたため、その他の業界での関係を築いていきました。 今日、Solaceは、金融機関、電気通信サービスプロバイダ、携帯電話サービスプロバイダ、物流会社、政府/行政機関、クラウドコンピューティングプロバイダなどの業種向けのソリューションを積極的に提供しています。
構想
今日のITアクティビティおよび革新を支える原動力が、分散型ネットワーク間で共有および保存される情報量の増大であることは明らかです。 自動化ルールベース取引およびトランザクションの普及、クラウドおよびグリッドアーキテクチャによってさらに分散化が進むコンピューティングモデルは、Web 2.0がもたらしたユーザーの参加とコンテンツの投稿に共通する特徴です。 これらのデータ量が増え続けるのと同時に、可用性と適時性の分野における期待も高まっています。
パフォーマンスが重要視される場合、事実上すべてのコンピューティング集約型テクノロジの最終的な要素となっているのは特殊用途のハードウェアです。ネットワーク関連機器によってインターネットが大規模に機能する方法が決まり、ビデオクリップが何十億ドルにも値するゲーム業界を生み出しました。また、スケールにおける圧縮と暗号化は、ハードウェアのほうが桁違いに適しています。 ビジネス要件は、金融サービス、電気通信、クラウドコンピューティング、輸送、および物流などのデータ処理を中心とする市場のその時点にすでに到達したか、または到達しようとしています。
Solaceは、IPルーティングハードウェアが必要な場合にパケットを取得する要求を満たすのと同じく、分散型コンピューティングの核となる要件(メッセージングミドルウェアとコンテンツルーティングなど)は、ネットワークのレイヤーによって満たされると考えています。 Solaceのハードウェアによって、メッセージングミドルウェアとコンテンツルーティングの機能をネットワーク内のサービスとして利用できるようになります。そのため、アプリケーションはIPネットワークと同様にそのサービスにアクセスして利用できます。 これにより、パフォーマンスの高速化、容量の増加、運用の簡素化、より容易な調達、大幅なコスト削減が可能になります。
Solaceの運営を主導しているのは、金融サービス、電気通信、およびリアルタイムデータの効果的な配信が成功に不可欠な業界において、豊富な経験を持つ熟練した管理職のチームです。 彼らの経験を結集して、Solaceは重要なアプリケーションとビジネスプロセスを支持するローカルエリアネットワークおよび広域ネットワーク間の知的情報公開用製品を開発できるようになりました。
